はじめて舞台を観に行った話

2021年の6月、私は人生で初めて舞台を観に行きました。

初めての経験を形に残しておきたい。ということで、ここには行く前の心境、終わったあとの感想、などなど、書いておきます。

 

 

 1.舞台に行くきっかけや心情など

2.当日

3.舞台が終わってからの感想

4.まとめ

 

1.舞台に行くきっかけや心情など

ジャニオタになってはや1年。Jrのオタクになってから半年ほどかな…?(JrのFCに入ったのは12月だった。)

そこからずっと気になっていた“舞台”。お知らせがメールでめちゃくちゃ来る。でも、気になってたけど、申し込む程じゃない。せいぜい「なんなんだろ〜な?」くらい。ってことで今まで素通りしてきたんです。

そうしてたら、織山君と青木君が主演舞台を務めることになった。私は今Jrの中ではトラジャと少年忍者推しで、特に織山くんも青木くんも好きだったので、「あ、じゃあ行ってみよう!」って思いました。

さっき「舞台は素通りしてきた」って言ったけど、実は滝沢歌舞伎は申し込んでて、たきかぶは勿論全部に申し込んで全落。そのノリでkappaも全部に申し込んだ(と言ってもコロナ禍で遠征は出来ないと思ったので京都の公演のみ。滝沢歌舞伎御園座のみ)。

結果、6月26日の夜公演が当たった。

 

正直、当たった時からめちゃめちゃ楽しみだった。舞台ってどういうものなのか全く想像できなかったけど、とりあえず織山くんと青木くんに会えるんだ!って思った。

私は、アイドルに生で(テレビ等を通さずに)観るのはこれが初めてだった。

そもそも田舎暮らしの私は芸能人に会ったことがあまりない、小さい頃住宅展示場でさかなクン、イオンでノンスタイルを見たくらいだ(いずれも遠くから)。アーティストやアイドルに今までハマったことが無いので、コンサートに行ったことも無い。家族も同じような感じだったので、親にコンサートに連れていってもらうとかもなかった。

今までテレビの中の人間、雲の上の存在、だと思っていた人に、会える。それがどんなインパクトをもたらすのかさえ想像できなかった。でも、すごくすごく楽しみでした。

 

当日まで、というか舞台が始まるまで、私は舞台のテンションがあんまり分かりませんでした。失礼だけど、あんまりクオリティが高くなくて面白くなかったらどうしようとか、逆に厳格な雰囲気すぎて私の存在が場違いだったらどうしようとか、不安すぎた。

とりあえず私は、高校の学祭のクラス劇くらいかな、と思うことにしました。

 

2021/6/26 当日メモ

私の人生初、舞台を観に行く。

そもそも舞台をどういうテンションで行けばいいのかわからない。とりあえず文化祭のクラス発表の演劇みたいなもんだと思っていく。

 

結論から言うと、そんな不安は舞台が始まって1、2分で完全に打ち消されました。楽しすぎた。面白すぎた。後で話します。

 

 2.当日

ここから当日の話をします。

 

家を出ると、オシャレな人ばっかりで、自分がとても気合を入れて準備しただけに、余計に、自分が芋っぽく薄汚く見えてしまい、めちゃくちゃ不安になってた。

もう帰りたい…(絶対帰らないけど)。

 

初めての舞台観劇なりにマナーとか色々調べて行きました。

当日の私は、綺麗めなワンピースでメイクは濃いめ、髪は巻いて、くくらない(お団子にしないのは勿論、椅子に凭れ掛かるので、後ろでくくると厄介だと思ったのでそもそもくくらない)。マナーででよく見た「匂いに気をつける」があまりピンと来ていなかったんだけど、実際に客席に行くと隣の人と結構近かった(椅子が隣同士なんだから当たり前だが)ので、確かに匂いには気をつけた方が良い。

 

体温調節できる上着を持って行っていなかったので、冷房ガンガンだったらどうしよう、と思っていましたが、そこまでガンガンではなくて助かった…。。

 

「原作を読むかどうか」。これは当日まで悩んだのですが、私は結局読まないことにしました。

どうしても私は原作派になってしまう傾向が強いので、とりあえず舞台を楽しもう!ということでした。

しかし今となっては原作を事前に読んでおくべきだったと後悔しています…。舞台自体は原作を読んでいなくても問題ないです。……ただ、こうやって後から感想を書いたり、考察を深める時になって、後から読んだ原作が舞台の記憶を侵食していくので…

まだ原作読めてません。ブログなどに私の舞台の記憶をセーブしてから読もうと思います。

 

あとあと!私は全然分かってなくて持って行かなかった(そもそも持っていなかった)のですが、“オペラグラス”若しくは“双眼鏡”、これ、要ります!

よっっっぽど席が近くて眼が良い人以外は多分必須。演者の顔が見えん。私は視力も良い(コンタクト)し、そこまで席も遠くなかったけど、あんまり見えませんでした…泣。

空気を感じるだけなら無くても良い。全く困らない。ただ、「そこの織山くんの表情をもっとはっっきりと観たいんじゃあ!!!」とか思っちゃうともう多分あった方がいい。

でも、全員が持ってたわけじゃないっぽかった。チラホラ使ってる人がいるな〜、ってくらい。(私は1階席だったのでそう見えてるだけかもしれない。2階席はみんな使ってたのかもしれない。)

 

あ、余談ですが(余談しかしてませんが)、お昼は会場近くの「山元麺蔵」に行きました。とても美味しかったです。コロナ対策で予約が要りました。実は予約せずに行ってしまい、「1人なら…」と受け入れてもらえました。みなさん、予約の要不要は確認しましょう……(自戒)。

それと、ぼっち飯は楽しくて楽しくないですね。仁和寺の法師みたいになりそうなので、旅や食事は誰かと行きたいものです。(しかし同時に1人で気ままに行きたい気持ちもあるのですが。)

 

 

3.舞台が終わってからの感想

(以下、直後のレポ)

やばかった。

やばかった、織山君のことガチ恋よこんなん、今17歳でこの表現力、この舞台、凄い。

 

青木君が口パクで「強姦」って言った時(言ってたよね…?)、私の中で新しい扉が開けそうだった。

一回織山君の立ち位置が私の直線状にあって、長い間目が合った(感覚に陥った)、いや、あれは目が合っていたに違いない(って多分私の列の人は全員そう思ってた)

マスクしててよかった、、、、くそほどニヤけてたから、、目があったら照れる、そしてにやける

 

最後カテコ終わり、織山君両手でなげちゅー、青木君指ハート(ほかの人のレポ観たら他にも青木君も投げチューしてたとかいろいろあったらしい)(動体視力良くないんで、、、)

 

公演始まる前、みんなトイレ行ってメイク確認してるし、そわそわしてるし、みんな可愛い服装に可愛いネイルしてて、もう”最上級のおしゃれ”って感じなの。みんな、デートなの。好きな人との初めてのデート的な。実際に話すわけでもないし、なんなら視界に入るか入らないかみたいな状況なのに、みんなもう最上級可愛い格好でくるの。アイドル達、罪過ぎる。罪過ぎるよ。罪な男だよほんと………。

で、公演終わって…。私、織山君に対してもうどうしようもない感情がしっちゃかめっちゃか、もう好き。なんか………………90分推しを摂取したらもうなんかやばい。しかもテレビなんかも通さず!!!!!生で!!!!!

え、まず、「こんな整った顔の人間いるんだ!」って思った。生の織山君、え、顔すご、整い過ぎじゃない?やば、え、公演中、10分おきに「え!実在してるじゃん!」っていう意識がきて、もちろん演技の中なんだけど、いろんな、いろんな織山君が見れて、全部の織山君が好きだ!!!ってなった

 

とにかく、織山君がずっっとステージ上にいる!すごい!主人公だからそうなるのはそうなるんだけど、すごいなあ。。

 

 

 

…………はい、以上が私の直後のレポです。

織山くんの主演舞台、想像以上にやばかった。

さっき、「あんまりクオリティが高くなくて面白くなかったらどうしよう」とか不安だったとか何とかのたまってましたね私…………馬鹿野郎!!!!!!!!最高すぎたが!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 

織山くんの舞台では無音ダンスやコンテンポラリーダンス(私はダンスのことがあまり分からないので悲しい…勉強しようかな…)がなされるわけですが、織山くんのダンスはまさに「命を削ったダンス」だと、素人目にも感じました。

織山くんのダンスって特徴的ですよね。なんというか…こう…ピッチリと張ったビニールの上に塩を置いて音の振動を確かめるときの塩の動きみたいな…(まじで音楽や芸術や文学に興味が無い人生を送ってきたので何も分からない…申し訳ない!!!!!!泣泣泣)。

…電気が流れたようなダンスですよね。つまり。

 

私が1番印象に残っているのは、前半で23号が暴れて、叫んで、踊ったあと、ぷつっと糸が切れたように倒れてしまうところです。(公演から1週間経ってるので間違っているかもしれない…)

あそこの叫び、演技とは思えないほど、“本気”だったな、と感じました。マジ、なんですよ。。その後、倒れた後に「っげほっ…げほっ…」って辛そうに咳をしながら呼吸する場面も続くのですが、そこも本当に…本当に…、、

そこが、1番惹き込まれたというか、そこで一気に舞台kappaの世界に行くんですよね(私が)。

 

そのあと、何事も無かったかのように織山くんが話し始めるんですが、そこの違和感も、kappaらしく思いました。(織山くんが演じる“23号”の多面性についても、また話したいですね)

 

ちなみにムーンウォークしてました!!!すっごく綺麗なムーンウォーク!!!

 

kappaについての考察はまた他のブログで書きたいなぁと思っているので、とりあえずここでは直後のレポを詳しく書きます。

 

まず、織山くんと目が合いましたね。幻覚。

これについて言うことってあんまりないな〜〜、、

舞台って本当に客席に向かって話すんだなぁと思いました。演者はじっと一点を見つめて話すので、その“一点”になった気分になります。

今思い出しても目が合っていたとしか思えないのですが。もしかして本当に合っていたんでしょうか。ただ、多分ステージからでは客席は暗くて何も見えないでしょうがね。

つまり目は合っていましたね。

目が合っている時、つまり私の真正面に顔面が向いている訳ですから、こういう時こそ双眼鏡を使いたいですね。推しの眼球見放題ですよ。でも目が合ってるのに双眼鏡取り出すってなんかねぇ、、、しにくいもんですが、、、、

めちゃめちゃどうでもいい感想ですけど、真正面から見た織山君、結構みじゅき(井上瑞稀)に似てた。

 

 

4.まとめ

織山くんは舞台中ほぼずっとステージ上にいたり、劇が終わった後のキャスト紹介やお辞儀、カテコなど、織山くんが主となって行動しているわけで、やはり主演なんだな…という事実がヒシヒシと感じられました。

17歳でこんな大役を任され、プレッシャーは大きかったと思いますが、きっちりと成し遂げられる織山くんに感服しました。

(7/1の「中山秀征のクイズ イマジネーター」で語られた、織山くんぶっ倒れ記憶喪失事件はまじで驚いた、織山くんは幸せに健康に生きてくれ)

そもそもですね、芥川龍之介の晩年の代表作である『河童』、その中の主人公23号、を、17歳の少年が稽古期間も含めて2ヶ月間も向き合い続けた、この事実が、怖いですよね。織山くん本人も「変な夢を見たり 夢だと思ったら現実だったり」と言っていますが、かなり精神力を消耗する期間だったと思います…。

 

周りのサポートも大きかったと思います。このブログでは主に織山くんのことばかり話していますが、他のキャストの方も素晴らしく、まだ私は青木くん以外はミリしらレベルで申し訳ないですが、kappaの舞台中だけでも非常に惹かれました。

 

もっと見たかった、kappa…。

私、舞台のことなんも分からないし、試しに一回…みたいな感じで一回だけみる予定だったこと、とても後悔した。

初めてkappaを見たのが大千秋楽の前日の夜公演で、チケットの買い方も分からないし、そもそもバイト入ってたし、、、

もっといっぱい見たかった…。

 

めちゃめちゃ最高でした!ありがとうございました!

文章書くの下手ですみませんでした!!日本語母語なくせに日本語下手なので(何語でも下手)

備忘録まで!!